【まずはここから】病棟実習の流れ<1日目(午前中)>

看護師さん HOW TO
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まず全く実習に参加したことのない学生さんは、ここを読んでください。

長文ですが、どんな感じかわからない方には参考になると思います。

色々な実習がありますが、今回は患者さんを受け持つ実習一日目の一般的な流れを書きます。

また、それぞれにおける学生さんの行動も書きますので、参考にしてください。

ここで記載した用語を後で使うかもしれないので、最初にここを見てもらうと良いかと思います。

一日の流れ

8:00 控室に集合

大体このくらいの時間に病院の控室には集まるかと思います。先生が色々説明や指導する必要があるので、実習が始まる30分前くらいには集合します。また、遅刻はかなり厳しく見られるので遅刻しない意味でも、このくらいは余裕を見るべきですね。

学生さんの行動:忘れ物しない、または、その日までにやらなきゃいけないことをやってくる。ちなみに、忘れ物はナースシューズが多いですよ。気を付けてください。

8:30 病棟に行って申し送りに参加 看護師さんへの挨拶

病棟にもよりますが、申し送りは、8:30から始まる病棟が多いかと思います。申し送りの中で、学生さんに挨拶を振られます。挨拶については、別記事を参考してください。申し送りですが、基本的には夜勤(深夜)の看護師さんから日勤の看護師さんに、情報を伝達する、または、日勤さんのリーダーや師長から伝達事項を伝えたりします。

学生さんの行動:専門用語が多くて、わからないことも多いかもですが、メモを取りましょう。※後で調べることもできるし、ちゃんと聞いていたかを確認される場合もあります。また、「ちゃんと聞いてますよ!」って、やる気アピールになります。挨拶については別記事を参照してください。

午前中① 病棟のオリエンテーション

一日目は、病棟のオリエンテーションがあります。実習中に使う物品の場所やカルテの見方、病棟の概要などを説明されます。

学生さんの行動:メモを取りましょう。あとで「物品がどこにあるか分からない」、「カルテの見方がわからない」とならないようにしましょう。。また、説明してくれた方へのアピール(略

午前中② 患者さんの決定

その実習期間受け持つ患者さんが決まります。基本的には、学生の人数分受け持てそうな患者さんをピックアップしてくれていて、その中から各学生が選ぶというような形になります。事前に情報を提供してくれる病棟もありますが、一日目に当日決まる場合もあります。また、事前に決まっていても、事情があって代わってしまう場合もあります。

学生さんの行動:学生さんが選ぶとき、あまり悩んでいても仕方ないので、早く決めてほしいです。あらかじめどんな患者さんが良いか考えておくか、選択するうえで聞きたい情報があれば積極的に看護師さんや教員聞きましょう。早く決めれた方が、看護師さんの印象がいいです。

午前中③ 患者さんへの挨拶

指導者さんの案内のもと、受け持つ患者さんに挨拶をします。

学生さんの行動:患者さんへ挨拶をする際には、「所属」「自分の名前」「受け持たせていただく日数」はちゃんと言いましょう。あとは、ちゃんと敬意を払えばよいです。

例)〇〇大学看護学部の△△です。本日から□日間実習で受け持たせていただきます。よろしくお願いいたします。

午前中⑤ 情報収集

看護過程を展開するため、明日の予定を考えるために、情報を収集します。情報収集の細かいポイントは別記事を参考してください。

学生の行動:情報収集の方法ですが、カルテから見るのと患者さんとお話しするの2パターンがあります。先に患者さんの情報を少しはとってから、患者さんのところに行けるのが望ましいですが、学生さんが見れる電子カルテが少ない場合などは、一部の学生は患者さんのところに行く、あるいは、受け持ち疾患について調べるなど効率よく動けるとよいでしょう。情報収集のポイントについて、別記事を参考してください。ただ一日目で優先順位が高いのは、「今日一日の予定」になります。

午前中⑥ 行動調整

聞きなれない言葉かもですが、指導者さんと一日の行動の調整をします。ここで、今日の目標も発表します。一日目は行わない場合もありますが、これからの時間に、なにか見学、もしくは、実施したいことががある場合には、それを伝えることになります。行動調整の方法も別記事で説明してあります。

学生の行動:前の情報収集で患者さんの一日の予定を調べておきます。その一日の予定を見学したいと伝えれることが大切です。また、コミュニケーションやカルテから情報収集をする場合も、それ以外の時間は患者さんとお話しするというように伝えるとよいかと思います。

午前中⑦ 午前の報告

これも聞きなれないかもしれないですが、看護の実習では必ず「報告」が必要になります。報告についての詳しい内容は、別記事を参考にしてください。

長文になったので、今回は午前中までにします。

午後の方が内容は少ないので、お昼の休憩から別の記事に記載します。

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