報告の仕方:何もしていない時

HOW TO
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報告の方法も結構閲覧数が多いので、少しバリエーションを用意して見ました。

多分一番困るのが、

午前中何もしてないのに、報告しなくっちゃいけない

ってケースではないでしょうか。

とはいえ、何もやってない

は実習中にありえないので、

①カルテを見てたから、何もしてない。

②患者さんとお話ししてるだけだった。

③看護師さんとケアに入ったから、そもそも報告する必要がない。

と言うパターンで考えて見ます。

①カルテから情報を取っていたパターン

看護師さんに好かれるコツ」にも書きましたが、するケアなくても患者さんのところに行くことが大切です。

では、なぜカルテから情報を取るだけなんてことがあるのか。

それは、患者さんのとこに行けない理由があったからです。

その理由としては、

  • 患者さんが疲れてしまっている。(疲れ売る)
  • 患者さんが寝ている。
  • 患者さんがピリピリしているなど、精神状態が不安定。

などの時でしょう。

その場合には、そのことを報告しましょう。

つまり、あえて何もしなかったことも、患者さんの状況を考えたケアだと言うことができます。

「私は、患者さんのこういう状況から、今はコミュニケーションをとるべきタイミングではないと判断したため、訪室せずにカルテからの情報収集をしていました」

みたいな感じですかね。

ただ、これだと患者さんのところに行きたがらない言い訳をしているようなので、

「そのため、午後(明日)からは、(このように)対応して、患者さんと関わる機会を作れるようにしたいと考えます。」

みたいな感じで患者さんと関われるようにしましょう。

②患者さんと話していただけ。

患者さんとコミュニケーションを取るのは本来なら目的を待ってやるべきです。

例えば、信頼関係の形成とか、情報収集とか、気分転換とか。

その目的に対しての達成度を述べられるといいと思います。

また、学生さんだけに話をする、良い情報があったりします。

最近だと、免疫が下がってるのに、家でペットとあって引っ掻かれたりしてる。

という情報を学生に話してくれたケースがありました。

これは、看護師がEP的に関わらないといけない案件です。

なので、話した情報の中に、看護師さんにとっても有効と思える情報は報告しましょう。

看護師さんが知っていることであっても、良い情報が取れた=いい関わりができた、と判断してくれると思います。

③看護師さんとケアに入ったから報告することがない。

簡単に言うとそれでも報告します。

その場で一緒にバイタルをみてもらってても、バイタルはいくつで、、と言う報告をします。

報告のところで言いましたが、数字を伝えるだけではなく、そこから何が分かったと判断したのか、それを今後どう生かすかまでを含めて報告なのです。

ケアに一緒に入った場合も同じです。

ちなみに、TPの報告の内容は、別記事にまとめます。

なお、今後自分がやるかもしれないケアの場合は、「このようにやっていたのは、このためだと考えました」などと言って、わからないことは、報告のタイミングで聞いてしまってもいいですね。

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まとめ

学生さんからよく「何もしてないですよー」「報告するこないです」と言われることがありますが、実習でお世話になっていながら、何もないなんて失礼なことはないので、ちゃんとやれたこと、やれなかったことを伝えていきましょう!

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