こんにちは。
学生さんが良く困るのはここでしょうか。
あまり聞いたことのない疾患や検査・処置などで家にある本では調べようとしても、載っていなくて・・でも、ネットは正しい情報はないていうし・・
そんな時にどうやって調べたらよいかを考えました。
薬について
家に「今日の治療薬」などがあるとよいのですが、版が毎年更新されるし学生さんの身分では買いづらいですよね。
でも、薬については、ネットで割と簡単に調べられます。それは添付文書です。
たいていの薬の添付文書はネット上にあると思いますので、「薬名 添付文書」などと検索するといいでしょう。
疾患や検査・処置について。
これらは結構きついです。
いくらでもマイナーな疾患もあるし、検査や処置もあります。
ある程度メジャーな疾患であれば、
「〇〇学会」が記事にしてくれていたり、
「〇〇病院」が解説してくれていたり、
公式に作成された「ガイドライン」などが転がっていたりします。
例えば、気管支喘息なら・・・
などどれもそろっています。
こういうのはネットでも十分に信頼度のある情報だといえるでしょう。
もし、そういうのがなかった場合には、「Google Scholar」で検索します。
「Google Scholar」とは、グーグルで論文を検索する方法だと思ってください。
もちろんマイナーな場合ないかもしれませんが、やってみる価値はあるでしょう。
検査処置なども同様です。
Wikipediaや知恵袋、ブログはダメ??
学生さんが頼りたくなるところにWikipediaや知恵袋、ブログがあると思いますが、やはりそれを丸々信じるのは良くないでしょう。
ただし、ほかに全く情報が出てこず0の状態で翌日の実習に臨むくらいなら、そういったものを読んでみるのも手かと思います。
また、それらからヒントを選んで検索ワードを変えて調べるという方法もあります。
余談ですが、最近、「糖尿病じゃない人の高カロリー輸液にヒューマリンR(インスリン)を入れているのはなぜか」という質問を受けました。
「ヒューマリンR」の添付文書には、糖尿病の治療以外の記載はありません。
そこで、「糖尿病以外 インスリン」と検索したところ、ヤフー知恵袋に
「高カロリー輸液にはインスリンを混注することがあります」という説明が出てきました。
そして、「高カロリー輸液 インスリン」と検索したところ、無事にその理由の書いてある記事を見つけることができました。
このようにわからないことを調べるためのヒントとして、不確かなネット情報を使い、ちゃんとした情報を探すのに使うというのは有効ではないかと思います。
まとめ
いかがだったしょうか。
実習中は調べることも多く、なかなか持っている教科書だけではままならないこともあると思います。
このネットのある情報社会なのですから、効率よく正確な情報が得られるようになるといいですよね。
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