行動調整の方法

HOW TO
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こんにちは。

全く実習をしたことのない方からすると初耳な用語かもしれないですが・・

今回は「行動調整」について説明します。

行動調整とは

行動調整とは、指導者さん・もしくは、看護師さんに対して、学生たちが自分たちの立ててきた今日一日の計画(予定)を説明し、それに対して指導をしてもらい、一日の計画を立てることです。

基本的に学生さんは、行動調整で看護師さんに伝えていないことはやってはいけない、と理解してもらえればと思います。

一般的な行動調整

一般的には申し送りの後に実施することが多いと思います。

指導者さんを一人ちゃんと専属で立ててくれる病棟であれば、指導者さんと行います。指導者さんがいない場合には、受け持ちの看護師さんと実施します。

基本的には、毎日書く記録「日々の記録」に今日の目標や、スケジュール看護プランを書いてくると思うので、それを見ながら行います。

日常生活ケアを行う場合に、手順書などを見てもらうのもこのタイミングです。

指導を行うために、パンフレットを作製した場合もここでみてもらいます。

朝一で行うので、前日にきちんと仕上げてくて下さい。実習中の課題の中で、もっとも優先順位が高いと思います。

 

よい行動調整のやり方

前日に準備をしておく。

前述のとおり、前日にきちんと仕上げてくるのが大前提です。

ただし、学生さんが計画を立てるのは、前日の夕方の情報までで立てているので、その前日の夜、またはその日の朝の情報が抜けています。

もしかしたら、大きな変化があったかもしれないので、ちゃんと申し送りを聞いたり、朝の段階でカルテをみて情報を取っておきましょう。

また、手順書などもちゃんと作る必要があるので、朝来てやろうとかはなかなか難しいです。

なぜそれを行うのかを伝える。

○○を観察します。とだけ言うのではなく、昨日に△△があったので、○○を観察しようと思います。というように理由を説明するのが良いと思います。

TPの場合は、昨日この方法でやったら、△△だったので、今日は○○の方法で行おうと思います。みたいな感じでしょうか。

看護師さんに突っ込まれる前に自分で理由を言ってしまうというのがポイントだと思います。仮に間違っていても、「考えてきたんだな」と思ってもらえると思います。

自分のやること、見学することを明確に伝える。

ケアにおいては、看護学生が全部行えない場合もあると思います。その場合には、「自分はどこまでやるのでここはやってほしい。」「ここは見学させてほしい。」など明確に伝えることが大切だと思います。

スケジュールの中に、報告・昼休みなども入れておく。

患者さんと関わるスケジュールではないですが、「この時間に午前の報告をさせていただきます。」「何時からお昼休憩をいただきます」なども伝えておくのがいいかと思います。

以外に報告したいときに看護師さんが捕まらない・・なんてこともあるので、看護師さんに意識してもらっておきましょう。

 

まとめ

行動調整は実習において、とても重要です。

前述のとおり、行動調整ができないと実習がはじまらないのです。

準備不足がないようにして、朝実習に来れるようにしてください。

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